ぼくが生きるということ

ぼくが生きるということ 
700円(税別) 

ぼくが生きるということ

おかふじみちこ  とおやみお  すえながかずゆき 監修

「ぼくの母は3カ月前に死んだ」 乳がんの母親を,父と二人の姉とともに家で看取った少年。ゆっくりとたしかに迫る死を前に,一刻一刻を惜しむかのような父母,姉たち,感情をおさえた語りのなかで,母親を失う悲しみ,家族の力強さ,温かさが染みてくる。母の死を通して「いのち」を見つめる少年の瑞々しいこころの軌跡を描く,いのちの絵本。 「母は手と足が自分で動かせなくなった。/息をするのが苦しい時が多くなった。/ぼくたちは,母を一人にしなかった。/母も,ぼくたちがさみしくないようにがんばってくれた。/食べてくれた。笑ってくれた」

価格: 700円(税別) 発売日: 2008/10/01
ISBN: 978-4-901483-27-8 ページ数: 24
在庫状況: あり 判型: A5判/並製