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英彦山カバー表紙.jpg国東六郷満山

  書籍名   英彦山の宗教民俗と文化資源
  著者名   [監修] 福岡大学 福岡・東アジア・地域共生研究所
  [著]  白川琢磨
  定価   ¥4,000  +(税
  発売日    2017年10月1日
  ページ数    A5判/上製/440ページ
  ISBNコード   ISBN978-4-901483-97-1
  在庫状況   あ り

人々の篤い信仰に支えられ、千年もの歴史の中で特異な社会・文化を築き上げてきた日本三大霊山・英彦山。
明治政府による神仏分離令、それにつづくすさまじい廃仏毀釈の嵐で、全山が壊滅的なまでに毀損され、修験が否定された山からは山伏の姿は消えた。
そしていま、崩れた石垣から新芽が萌ゆるように、「神仏習合」をキーワードに力強い復興の兆しがみえてきた。
–古代から現代まで、新進気鋭の研究者が英彦山を多方面から紐解く。

英彦山の信仰と民俗 白川 琢磨
 彦山信仰の錯綜/ヒコとヒメ―彦山信仰の基層
 如意宝珠とオホシサマ―仏教と民俗の接点
 顕密寺社の神祭の原型―「二季五節供」
 「延年」の残存―彦山周辺の神家祭
 舎利と米―「松会」の主題英彦山の文化復興への道

伝承からみた彦山―宝珠を中心に 𠮷田 扶希子
 彦山の縁起/如意宝珠/脊振山南の珠の信仰
 霧島の如意宝珠

英彦山信仰の歴史的変遷の考察 桃𥔎 祐輔
 研究略史/古代の彦山をめぐる環境
 法蓮と奈良・平安時代の山居/彦山の天台密教化
 中世前期の英彦山/黒川院の成立と彦山修験者の活動
 遺品/近世の彦山信仰

英彦山の伝燈大先達 –英彦山修験道を牽引した山伏たち 山口 正博
 はじめに/中世英彦山の伝燈大先達/近世英彦山の伝燈大
 先達/まとめと今後の課題

江戸時代後期における唐津の英彦山派山伏について 中村 琢
 法頭と法務方/色衣と法印官について/唐津藩における英彦山派

記録からみる英彦山参りの現在 須永 敬
 資料「年参り(代参・祈願)団体名」について
 英彦山参りの頻度と時期/祈願と授与
 参拝者の地域分布/おわりに

英彦山参りと英彦山講に関する一考察 –現代からの射程 亀﨑 敦司
 英彦山参りと英彦山講の現在/現地調査から見る近年の状況
 権現講社の現在

英彦山神宮における産業安全祈願祭について 藤坂 彰子
 英彦山神宮産業安全祈願祭とは/現在の英彦山神宮産業安全祈願祭
 英彦山神宮における産業安全祈願祭の始まり