悩みを生きる幸せ |
元家裁調査官からのことづて 山﨑 一馬 著 家庭裁判所は離婚や子どもの非行など家族の問題を扱います。いずれも法律的な解決を図るだけではなく、問題の背景をさぐり、適切で妥当な措置を行うことを目的としています。 本書では、臨床心理士でもある著者が、調査官と当事者として交流する短い期間に、家族の問題とどう関わっていったのかを多くの事例とともに紹介しています。子どもが持っている可能性への気づきを促し、当事者やその家族に寄り添い、「共にあり」続けるその姿勢は、まさに人間同士の交流そのものなのです。
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