ホームホスピスひなたの家の12年

ひなたの家の12年
1,600円(税別)

ホームホスピス
ひなたの家の12年


金居 久美子中田 めぐみ

一番大切な人とひなたぼっこをしながら最期を過ごしたい。やわらかな陽光が差し込み、風が通り抜け、ご家族と私たちが見守るなか、最期までこころ穏やかに生きることができる家。 
そんな思いを胸に、二人の看護師がつくったホームホスピスの住人は、末期がんやALSなどの患者さんで医療依存度が高い人がほとんど。ひなたの家は重なる厳しい条件のために行き場を探す人と家族をあたたかく迎える家です。 
ひなたの家は何を守ってきたか。つづけられる要因は何か。理念と運営のバランスをどうとるか。そして介護・看護の本質を見失うことなく、運営をつづける小さな施設のためのヒントがここにあります。これからホームホスピスをつくる人、現在、開いている人の必携の書。

価格: 1,600円(税別) 発売日: 2023/12/1
ISBN: 978-4-909317-34-6 ページ数: 192
在庫状況: あり 判型: A5判/並製

伊勢の藍ちゃんの家

伊勢の 藍ちゃんの家
1,500円(税別)

伊勢の 藍ちゃんの家
つぎの20年に

藤田 慶子 著

赤ちゃんからお年寄りまで安心して暮らせるような街づくりを
安全で美味しい食事を届ける配食サービス。子ども達と働く母親を応援する学童保育、子ども食堂、制度の枠にとらわれないもう一つの家・ホームホスピス、認知症の人とともに生きる社会づくり…、生まれ育った伊勢の街で、試行錯誤しながら一歩一歩あゆみつづける藍ちゃんの家の街づくりの軌跡。

価格: 1,600円(税別) 発売日: 2022/3/10
ISBN: 978-4-909317-26-1 ページ数: 212
在庫状況: あり 判型: A5判/並製

地域に展く緩和ケア

地域に展く緩和ケア
1,500円(税別)

地域に展く緩和ケア
完全独立型ホスピスみどりの杜病院の実践

原口 勝 監修

深い山間部を含む広大な医療圏・福岡県八女市・筑後市に10年前に建った全国に六箇所しかない完全独立型ホスピスみどりの杜病院。「入ったら死ぬまで出られんもんね」という苦い偏見を温かいケアと適切な医療で払拭し、入院患者の負担を減らすこと、「よかとこやった」という口コミで経営的にも立て直すことに成功する。一方、在宅医療に力を注ぎ、地域のがん診療連携拠点病院に緩和ケア外来という相談窓口を開き、在宅ーホスピスー病院を切れ目なくつなぎ、地域住民が、いつでも、どこでも緩和ケアを受けられる安心できる体制をつくっていった10年の軌跡を紹介する。
患者・家族との交流を通したスタッフの真摯な思い、そのやさしい情景がホスピスの本質を語る。

価格: 1,500円(税別) 発売日: 2020/10/27
ISBN: 978-4-909317-17-9 ページ数: 198
在庫状況: あり 判型: A5判/並製
   
   

 

空間のもつ力


空間のもつ力
1,500円(税別)

空間のもつ力
自分を取り戻す場所

稲葉 一人太田 秀樹秋山 正子山口 健太郎園田 眞理子伊藤 明子市原 美穂   全国ホームホスピス協会  

介護と環境(住まい)の密接な関係性を読み解く

たとえ死が視界に入ってきても
たとえ老いの坂の途中で自分を見失っても
残された時間を慈しみながら暮らす場所があればいい
自分を取り戻して、少しだけ前を向ける場所があればいい

暮らしを整えるケアとそれを包む住まい、環境、コミュニティ——
いま、静かに全国に広がるホームホスピスがこだわるケアと住まい(環境)の密接な関係性について、意思決定支援やまちづくり、建築学や住まいに対する行政の取組みなど、各分野の第一線で活躍する人たちの幅広い視野から検証する。

■もくじ
患者の意思決定を支援する 稲葉一人
高齢社会を支えるまちづくり 太田英樹
空間のもつ力 マギーズという環境 秋山正子
ホームホスピスの環境調査 山口健太郎

〈シンポジウム 空間のもつ力〉
ドゥーイングからビーイングへ 園田 眞里子
改正された住宅セーフティネット法の概要と目的 伊藤 明子
自分を取り戻す場所

価格: 1,500円(税別) 発売日: 2019/12/01
ISBN: 978-4-909317-11-7 ページ数: 160
在庫状況: あり 判型: A5判/並製
   
   

 

老いの緩和ケア

老いの緩和ケア
1,500円(税別)

人生100年時代の痛みをやわらげる
老いの緩和ケア


小早川 晶

人生100年の時代を迎えたいま—器官レベル、細胞レベルで変化する老年期の肉体とこころ、そしてアルツハイマーなど認知症の脳の変化に対する薬の処方も、当然、変わってきます。 緩和ケアを正しく理解し、高齢者のケアに生かすことは、「老い」への理解を深め、その痛みをやわらげるために大きな働きをします。

価格: 1,500円(税別) 発売日: 2019/05/02
ISBN: 978-4-909317-10-0 ページ数: 128
在庫状況: あり 判型: 四六判/並製
   
   

 

逝くひとに学ぶ

逝くひとに学ぶ
1,600円(税別)

逝くひとに学ぶ
在宅医が看取りを通して語る

二ノ坂保喜後藤勝彌 

私たちがいつか行く道を、少し先に歩いて行った人 彼らの苦悩、絶望、悲しみ、怒り・・・そして慰め、勇気と希望 在宅ホスピスの現場には、これらを凝縮した時が流れています。
本書は、二人の在宅医が、これまで見送った人の闘病生活を振り返り、 病いが進行していた過程をたどり、彼らの最後の願いに思いを馳せ、 語り合った記録であり、かけがえのない「いのちの教科書」です。

価格: 1,600円(税別) 発売日: 2017/02/06
ISBN: 978-4-901483-92-6 ページ数: 192
在庫状況: あり 判型: A5判/並製
   
   

 

こだますいのち




こだますいのち
1,600円(税別)

こだますいのち
今一度,ホスピスの意味を問う2

末永 和之

「先生、あのね、わたしは頑張り続けてきました。いろいろな治療 をやり続けてきました。もうこれ以上頑張れません。でもね、 家族のみんなの期待が大きいので、弱音が吐けません。 それが一番つらいのです」 三十二歳の女性は、二人の子どもを遺して旅立った。
「自分の人生の終わりにみんな乾杯して祝福してくれ」 そう言った八十九歳の男性。
ホスピスの現場で、懸命に生き抜いて逝くひとに寄り添ってきた 著者は、彼らが遺した大切な「いのちの言葉」を拾い集め、 そこから多くの教えをもらった。 多くの患者の最期にともにあり、「いのち」を見つめるなかで、 今一度、ホスピスの意味、そしていのちのありかたを考える。

価格: 1,600円(税別) 発売日: 2017/02/06
ISBN: 978-4-901483-92-6 ページ数: 176
在庫状況: あり 判型: A5判/並製
   
   

 

ゆうにゆうにまあるくまあるく




ゆうにゆうにまあるくまあるく
1,600円(税別)

ゆうにゆうにまあるくまあるく
今一度,ホスピスの意味を問う

末永 和之

ホスピス・緩和ケアということばが一般に浸透し、がん対策基本法に明示され、ターミナルケアにようやく光がさしてきた感がある今、その一方で現場を中心に緩和ケアの医療化への懸念が高まっている。
本書は、山口赤十字病院緩和ケア科にあり、早くから緩和ケアに取り組み、これまで終末期の患者・家族を数多く支えてきた著者が、スピリチュアルケアの視点から、ホスピスの本質を問い直し、私たちに「いのちとは―?」と語りかけるものである。
一ノ坂川の桜、瑠璃光寺の五重塔、源久寺の蓮、萩の海、みすヾの詩……、西の都・山口の風土を背景に、日本の精神性、日本人のアイデンティティを追求するとき、日本のスピリチュアルケアが静かに見えてくる。

価格: 1,600円(税別) 発売日: 2008/08/01
ISBN: 978-4-901483-29-2 ページ数: 214
在庫状況: あり 判型: 四六判/並製
   
   

 

ホームホスピスたんがくの夢



ホームホスピスたんがくの夢
1,500円(税別)

地域を耕す
ホームホスピスたんがくの夢

樋口 千惠子

「あーたがおってほんによかった」
今まで暮らしてきた地域の中で、お互いの存在を認め合いながら、穏やかに歳を重ねる。 たとえ認知症になっても、末期がんや重い病になっても、ここで、安心してふつうに 暮らしつづける。それが「たんがく」の夢です。
そして今、地域づくりに向けての熱いメッセージを、「たんがく村」から発信します。

価格: 1,500円(税別) 発売日: 2016/12/03
ISBN: 978-4-901483-90-2 ページ数: 144
在庫状況: あり 判型: A5判/並製
   
   

 

ホームホスピス「神戸なごみの家」の7年



ホームホスピス「神戸なごみの家」の7年
1,500円(税別)

ホームホスピス「神戸なごみの家」の7年
「看取りの家」から「とも暮らし」の家に

松本 京子

「阪神淡路大震災を一人の看護師として体験した筆者が、海の見える神戸の丘の上に瀟洒な洋館風の家を買ってホームホスピスを開いて7年。はじめは「看取りの家」をつくるつもりが、気がつけば「とも暮らしの家」に。 ホームホスピスは、単に死を看取るところではありません。そこに暮らす人々の生活を丁寧に整え、日常を取り戻した時、いのちはもう一度輝きます。和解と別れに向けて–。

目 次
「看取りの家」をつくろう  阪神淡路大震災の朝/両親の看取り/エイズホスピスとの出会  ホスピスケアとは/「看取りの家」をつくろう 「神戸なごみの家」の住人 「なごみの家」の暮らしが始まった/二人の男性/たくましい女性たち  事故を防ぐ/「神戸なごみの家 西丸山」のこと  「神戸なごみの家 中津庵」のこと 5つのキーワードから  住まい 自分の人生を終える住まいを選ぶ ・暮らし いのちを支える。暮らしを整える・医療との連携 暮らしを支える医療 ・看取り 家族が主体の看取りを支援する・地域 地域づくりへ わたしたちの「神戸なごみの家」 スタッフの想い

価格: 1,500円(税別) 発売日: 2015/12/04
ISBN: 978-4-901483-81-0 ページ数: 134
在庫状況: あり 判型: A5判/並製