ぼくが生きるということ |
ぼくが生きるということ 「ぼくの母は3カ月前に死んだ」 乳がんの母親を,父と二人の姉とともに家で看取った少年。ゆっくりとたしかに迫る死を前に,一刻一刻を惜しむかのような父母,姉たち,感情をおさえた語りのなかで,母親を失う悲しみ,家族の力強さ,温かさが染みてくる。母の死を通して「いのち」を見つめる少年の瑞々しいこころの軌跡を描く,いのちの絵本。 「母は手と足が自分で動かせなくなった。/息をするのが苦しい時が多くなった。/ぼくたちは,母を一人にしなかった。/母も,ぼくたちがさみしくないようにがんばってくれた。/食べてくれた。笑ってくれた」
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ゆうちゃんとアトピー
ゆうちゃんとアトピー |
絵本 ゆうちゃんとアトピー 小さなころからアトピーとつき合ってきた,がんばりやのゆうちゃん,よくなったり悪くなったりしたけれど,おとなになってまた,アトピーに――。アトピーの原因はや症状は人によってさまざま,治療法はいっぱい。でも,決め手はない。重い病いではないけれど,人によっては大人になってもずーっと悩まされる。生死にかかわる病ではないから,人につらさをなかなかわかってもらえない。そんなやっかいなアトピーだけど,そのアトピーがゆうに気づかせてくれた大切なこと――。今,アトピーのためにつらく不安な思いをしている子供たち,心配しているお母さん,大人になってもアトピーに悩まされている人たちに贈りたい,ゆうが見つけた処方せん。
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鳥の歌図鑑
鳥の歌図鑑 |
鳥の歌図鑑 黒田 長久 著 黒田長久作詞・作曲の本歌集は,鳥類学者らしく自筆の挿絵と解説を各曲に入れ,歌いながら鳥に親しんでもらうという意図のもとに作られたもの。 黒田長久は,福岡藩第十五代当主であり,日本鳥学会会頭,日本野鳥の会名誉会長,我孫子鳥の博物館名誉館長など歴任し,父・長禮とともに日本の鳥学会に大きな足跡を残し,とくに鳥類保護,自然保護に尽力してきた。作詞・作曲は素人ながら,補作,伴奏には團伊玖磨氏の監修を経て,歌いやすいものになっている。
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立ち尽くす午後の
立ち尽くす午後の |
立ち尽くす午後の さとうゆきの 著 夫との出会いから死別まで、折々の情景を描いた愛の詩集。 巻末に随筆「さようならの日まで―ホスピスにて― 」を収録。
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夏になったら
夏になったら |
夏になったら 保育園に通い始めたたあくんとおばあちゃんは仲良し。 「おばあちゃんちのかえるくんにおともだちができました でもね,ちっともかわいくないのよ どろんこいろをしているのです」「あさがおのはっぱがおおきくなりました なつになったらかまきりをつかまえます」日常のなにげない会話を載せた絵てがみが行ったり来たり・・・今,たあくんは美術大学の学生です。
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色鉛筆叙情
色鉛筆叙情 |
色鉛筆叙情 黒田 長久 著
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空のアトリエ Metamorphoses50
空のアトリエ |
空のアトリエ 黒田 長久 著
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雲の流れ 鳥の羽ばたき
雲の流れ 鳥の羽ばたき |
雲の流れ 鳥の羽ばたき 黒田 長久 著
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詩集 遠い声近い声
遠い声近い声 |
詩集 遠い声近い声 各務 章 著 僕の魂はたそがれの風に向かって立っている 学友、戦友、父、母・・・時空を超えて木霊する死者の声に深く耳を傾けながら、自らもまた死の淵に立ち、得たこたえ――「生と死は同質である」。骨、肉、声、血からなる人間の本体を描き、魂を再生する詩作九編。
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鳥の詩 黒田長久・鳥画集
鳥の詩 |
鳥の詩 黒田 長久 著 「地球の仲間」へ贈る愛の賛歌。 海洋を独り飛ぶアホウドリの孤高、水辺に集うカモのにぎわい、陸に鳴くモズの晴朗、狩りをするイヌワシの勇猛、天空を渡るハクチョウの峻厳――、彼らとともに生きる鳥学者・黒田長久がその生態を精緻にとらえて描いたワイルドライフ・アート154点。自然に対する深い共感と信頼、限りない感動をこめた絵の中で、ナチュラリストの魂が飛翔する。
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